認知科学講座 3
心と社会
出版社名 | 東京大学出版会 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-13-015203-7
(4-13-015203-3) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 249P 21cm |
シリーズ名 | 認知科学講座 |
商品内容
要旨 |
認知を状況、それを構成する他者、モノとの関係でとらえる。発達、文化、状況論、エスノメソドロジー、学習、HAIなど、多角的アプローチで社会的存在としての人間の姿を描き出す。 |
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目次 |
序 関係性の認知科学の多様性 |
出版社・メーカーコメント
認知を状況、それを構成する他者、モノとの関係でとらえる 人間は社会という環境への適応を迫られ、その中で認知活動を行い、知性を育んでいる。一方、社会を構築し、変革する主体でもある。認知を個体の頭の中だけではなく、認知が行われる状況、それを構成する他者、モノとの関係でとらえようとする研究のアプローチは極めて多様である。行動実験、脳計測のような実験科学的なものもあれば、状況論、エスノメソドロジー、エスノグラフィーのような社会学由来のもの、さらには身体論をベースにした現象学的なものもある。また学習科学に代表される学びを引き出す環境のデザイン、ロボットなどの人工物との相互作用を通した構成論的アプローチもある。第3巻では、こうした多様なアプローチの成果をまとめ、社会的存在としての人間の姿を描き出す。