カリキュラムマネジメントの理論と実践
出版社名 | 日本標準 |
---|---|
出版年月 | 2022年10月 |
ISBNコード |
978-4-8208-0731-5
(4-8208-0731-5) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 253P 26cm |
商品内容
要旨 |
“義務的に表を埋める形骸化した作業に終わるのか?”vs“創造的に子どもたちの学びを深める実践へと加速するのか?”いま、カリキュラムマネジメントは新しいステージへ! |
---|---|
目次 |
カリキュラムマネジメントの見方・考え方 |
出版社・メーカーコメント
本書は、著者が開発したカリキュラムマネジメントモデルを提示し、学校現場で生かせる実践的な提案をする。「カリキュラム・マネジメント」に関する議論と実践は、いま新しいステージを迎えている。今次学習指導要領は「社会に開かれた教育課程」の理念を掲げ、「育成すべき資質・能力」を三本柱で示し、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善を求めている。その理念を実現するカギとして「カリキュラム・マネジメント」がクローズアップされている。第l部はカリキュラムマネジメント研究の歴史を概観し、その根本的な考え方について論じ、筆者が開発したカリキュラムマネジメントの理論モデルを提案する。第ll部は、理論的背景や政策動向をおさえつつ、小学校、中学校、高校での実践事例をもとに教科横断的なカリキュラム編成や学力保障のための授業改善を視野に入れた提案をする。その条件整備としての学校の組織体制や教育行政、地域とのかかわり、GIGAスクール下におけるICT化をも射程に入れ、さらにカリキュラムマネジメントへの子ども参加に道を拓く提案をする。目の前の子どもたちの姿をとらえたカリキュラムづくりが求められているが、学校の特色や独自性を打ち出すのは簡単ではなく、むしろ無難なものを求める学校も少なくない。またカリキュラムづくりは管理職の仕事として、現場の教員には無関係とする傾向も多々ある。本書はむしろそうした風潮に対して、カリキュラムづくりこそ教員が専門性を発揮できる場であり、「楽しく」取り組めるものだというメッセージをおくっている。