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ロウソクの科学 Level 4〈2000‐word〉

ラダーシリーズ

出版社名 IBCパブリッシング
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-7946-0743-0
4-7946-0743-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 119P 18cm

商品内容

要旨

「この宇宙を支配するあらゆる法則の中で、ロウソクが燃える現象と何も関係をもたないものは、一つもないといってよいくらいです」。1860年にファラデーは、連続6回にわたる青少年のためのクリスマス講演をロンドン王立研究所で行った。「ロウソクはなぜ燃えるのか」「ロウソクが燃えたあとにいったい何が残るのか」「ロウソクの燃焼と呼吸との関係とは」。ファラデーは1本のロウソクを用いた実験を通して、魔法のように謎を解き明かしていき、科学と自然、人間との深い関わりを伝えようとする。

目次

1 The Flame and Its Sources
2 The Brightness of the Flame
3 The Products of Combustion
4 Hydrogen and Oxygen
5 The Nature of the Atmosphere
6 Respiration and its Analogy to the Burning of a Candle
Word List

出版社・メーカーコメント

1本のロウソクを用いて科学の真髄に迫る、歴史的名著ノーベル賞受賞者の吉野彰氏と大隅良典氏が、ともに大きな影響を受けた本としても知られる、イギリスの自然哲学者ファラデーの講義録『ロウソクの科学』。「この宇宙を支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象に関わりがないものは、一つもないと言ってよいくらいです。」ー誰もが身近に感じられるロウソクを題材に、燃焼時に起こる様々な物理・化学現象を易しく解説しながら、科学の面白さを伝えます。科学への深い愛に満ちた言葉が、時を超えて読者の胸を打つ名著をシンプルな英語で届けます。

著者紹介

ファラデー,マイケル (ファラデー,マイケル)   Faraday,Michael
1791‐1867。イギリスの化学者・物理学者。鍛冶屋の子に生まれ、製本見習をしながら独学。1812年王立研究所で化学者ハンフリー・デービーの講演を聞いたことが契機となり、翌年彼の助手になった。1833年王立研究所教授。塩素の液化・ベンゼンの発見など化学の分野で業績をあげたのち、電磁気の研究に移り、電磁誘導・放電現象の研究、電気分解の法則などを発見した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)