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軍と兵士のローマ帝国

岩波新書 新赤版 1967

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-00-431967-2
4-00-431967-6
税込価格 1,056円
頁数・縦 255,2P 18cm

商品内容

要旨

古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士の生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。

目次

序章 凱旋門とサトクリフとイエス―ローマ帝国と軍隊
第1章 市民軍から職業軍人の常備軍へ―ローマ帝国軍の形成
第2章 「ローマの平和」を支える―前期ローマ帝国の軍隊
第3章 軍制改革と権力闘争の狭間―変容するローマ軍
第4章 イメージと実態のギャップ―後期ローマ帝国の軍隊
第5章 異民族化の果て―崩壊する西ローマ帝国の軍隊
終章 ローマ軍再論―ユーラシア史のなかで

出版社・メーカーコメント

古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士たちの生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。

著者紹介

井上 文則 (イノウエ フミノリ)  
1973年、京都府生まれ。2002年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。筑波大学准教授などを経て、現在、早稲田大学文学学術院教授。専攻、古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)