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Webアプリケーションアクセシビリティ 今日から始める現場からの改善

WEB+DB PRESS plusシリーズ

出版社名 技術評論社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-297-13366-5
4-297-13366-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 559P 21cm

商品内容

要旨

「使えない」を「使える」にするデザインと技術。

目次

第1章 Webアクセシビリティとは
第2章 Webアクセシビリティの基礎
第3章 フォームの改善
第4章 UIデザインの改善
第5章 複雑なUIパターンの改善
第6章 デザインシステムとアクセシビリティ
第7章 アクセシビリティの組織導入
第8章 アクセシブルなUI設計の原理を導く
付録 支援技術と利用状況

出版社・メーカーコメント

アクセシビリティとは「利用可能な状況の幅広さ」のこと。より多くの人が、より多くの環境で、より多くの状態で利用できることです。もちろんそこには視覚・身体などの障害のある方も含みます。日々繰り返し、業務でも利用するWebアプリケーションにこそ、アクセシビリティが求められます。Webサイトに比べて、多くのインタラクションを行うWebアプリケーションでは、アクセシビリティの確保はやや難易度が高いものです。特に既存のWebアプリケーションは複合的な課題を抱えていることが多く、教科書どおりの方法では必ずしも改善できません。本書では、Webアクセシビリティの基礎を解説したうえで、Webアプリケーションの要である「フォーム」、色やテキストなど「UIデザインの基本」、モーダルダイアログや通知など「少し複雑なUIパターン」の3分野に分けて、よくある事例を取り上げながら、現実的で段階的な改善方法を紹介します。さらには、デザインシステムの活用や組織での推進法など、アクセシビリティの取り組みを定着・推進・向上させるためのノウハウも詳説します。

著者紹介

伊原 力也 (イハラ リキヤ)  
2004年に株式会社ビジネス・アーキテクツに入社し、情報アーキテクトとして活動。2017年にfreee株式会社に入社。多様な働き方の実現を目指し、デザインチームのマネジメントおよびアクセシビリティ普及啓発を行う。外部コンサルタントとしてnote、Ubie、STUDIO、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトのアクセシビリティ改善をサポート。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)委員、人間中心設計推進機構(HCD‐Net)評議委員
小林 大輔 (コバヤシ ダイスケ)  
2012年、サイボウズ株式会社に新卒で入社。プログラマーとしてクラウドサービス「kintone」の実装に携わる。2014年、ロービジョンの社員のユーザビリティテストを観察したことをきっかけにアクセシビリティの啓発・改善活動を開始。アクセシビリティエキスパートとして、アクセシブルなデザイン・実装の指導・社内ガイドラインの作成などに従事。2021年からはkintoneのデザインシステム構築に関わる。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)作業部会1主査
桝田 草一 (マスダ ソウイチ)  
2007年、株式会社構造計画研究所に入社し、製造業向けの法人営業・マーケティングを担当。2014年にデジパ株式会社に入社し、フロントエンドエンジニアに転身。2017年に株式会社サイバーエージェクトに入社。配信プラットフォーム、公営競技投票サービスのウェブフロントエンド開発を経て、アメーバブログ、ABEMAのアクセシビリティ向上プロジェクトを推進。2021年に株式会社SmartHRに入社。従業員サーベイ機能のプロダクトデザインを担当。また、アクセシビリティと多言語化を専門とするプログレッシブデザイングループを立ち上げてマネージャーに就任。全社のアクセシビリティ推進に従事している
山本 伶 (ヤマモト レイ)  
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了後、モバイルゲームを手掛けるベンチャー企業を経て、2014年にfreee株式会社に入社。フロントエンド開発を中心にエンジニアとして会計・人事労務ソフトの機能開発に携わる。2019年にデザイナーに転身し、現在は社内で使われているデザインシステムの構築、社員研修をはじめとするアクセシビリティの普及啓発活動、アクセシビリティの高い製品がリリースされるためのプロセス整備などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)