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鄙の宿 新装版

出版社名 白水社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-560-09486-0
4-560-09486-1
税込価格 3,960円
頁数・縦 186P 図版12枚 20cm
シリーズ名 鄙の宿

商品内容

要旨

「魂の近親者」であった作家たちの肖像が、歴史を越えて浮かびあがる。「孤独な散歩者―ローベルト・ヴァルザーを心に刻むために」ほか、ジャン=ジャック・ルソーなど不遇な作家たちの生涯と近代へのまなざし。

目次

天に彗星がいる―“ライン地方の家の友”に敬意を込めて
この湖が大西洋であってくれたら―サン・ピエール島を訪ねて
なにを悲しむのか私にもわからない―メーリケ追想
死は近づき時は過ぎ去る―ゴットフリート・ケラーについての覚え書
孤独な散歩者―ローベルト・ヴァルザーを心に刻むために
昼と夜のように―ヤン・ペーター・トリップの絵画について

出版社・メーカーコメント

ジャン=ジャック・ルソー、ローベルト・ヴァルザーなど「魂の近親者」であった作家と作品への共感。解説:松永美穂 【カラー口絵6点収録】

著者紹介

ゼーバルト,W.G. (ゼーバルト,W.G.)   Sebald,W.G.
1944年、ドイツ・アルゴイ地方ヴェルタッハ生まれ。フライブルク大学、スイスのフリブール大学でドイツ文学を修めた後、マンチェスター大学に講師として赴任。イギリスを定住の地とし、イースト・アングリア大学のヨーロッパ文学の教授となった。散文作品『目眩まし』『移民たち 四つの長い物語』『土星の環 イギリス行脚』を発表し、ベルリン文学賞、J・ブライトバッハ賞など数多くの賞に輝いた。遺作となった散文作品『アウステルリッツ』も、全米批評家協会賞、ハイネ賞、ブレーメン文学賞を受賞し、将来のノーベル文学賞候補と目された。エッセイ・評論作品も邦訳刊行されている
鈴木 仁子 (スズキ ヒトコ)  
1956年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)