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戦争の地政学

講談社現代新書 2698

出版社名 講談社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-06-531283-4
4-06-531283-3
税込価格 990円
頁数・縦 211P 18cm

商品内容

要旨

激動世界のしくみを深く読み解く。現代人の必須教養「地政学」の二つの世界観を理解することで、この500年間に起きた戦争の「構造を視る力」をゼロから身につける!

目次

第1部 地政学とは何か(英米系地政学と大陸系地政学の対峙
地政学理論の対立の構図〜マッキンダーとハウスホーファー〜
対立する地政学理論の展開〜スパイクマンとシュミット〜)
第2部 地政学から見た戦争の歴史(ヨーロッパにおける戦争の歴史
地政学から見た20世紀の冷戦
冷戦終焉後の世界とロシア・ウクライナ戦争)
第3部 地政学から見た日本の戦争(英米系地政学から見た戦前の日本
大陸系地政学から見た戦中の日本
戦後日本の密教としての地政学)
第4部 地政学から見た現代世界の戦争(現代世界の武力紛争の全体構図
世界各地域の紛争の構図
自由で開かれたインド太平洋と一帯一路)

出版社・メーカーコメント

そもそも「地政学」とは何か?地理的条件は世界をどう動かしてきたか?「そもそも」「なぜ」から問いなおす「地政学入門」の決定版!

著者紹介

篠田 英朗 (シノダ ヒデアキ)  
1968年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大大学院政治学研究科修士課程修了。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)博士課程修了、Ph.D.(国際関係学)を取得。広島大学准教授、ケンブリッジ大学客員研究員などを経て、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(国際関係論)。著書に『平和構築と法の支配―国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社、大佛次郎論壇賞受賞)、『「国家主権」という思想―国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、サントリー学芸賞受賞)、『集団的自衛権の思想史―憲法九条と日米安保』(風行社、読売・吉野作造賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)