書店レビュー
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女の背ぼね 新装版
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
前書きの署名に「百嫗(おうな)佐藤愛子」とある。著者の40代から70代にかけてのエッセイから編まれたこの一冊。ファンにはたまらない爽快な弁舌ぶりである。波瀾万丈というか時代そのものが変化し過ぎた流れの中で書き続けた作家の生きざまを感じる。時にグサリと、時におおらかに、そしてまたチクリと日常を切りとる。でもどこかクスリと笑ってしまいたくなるのが佐藤愛子節の魅力とあらためて思う。大きな字でのんびりと味わうことができる。
(2023年6月27日)
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商品内容
要旨 |
もうすぐ100歳!スジを通して生きてきた愛子センセイの笑って元気になる痛快・爽快エッセイ集。 |
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目次 |
1章 “幸福についての“女の背ぼね”40〜70代”苦労は必ずしも不幸ではない |
出版社・メーカーコメント
今年100歳になる愛子センセイの痛快エッセイ。女がスジを通して悔いなく生きるための指南書です。幸福とは何か、夫婦の問題、親としてのありかた、老いについてなど、適当に賢く、適当にヌケていきるのが愛子センセイ流。おもしろくて、心に沁みる、愛子節が存分に楽しめます。