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女の背ぼね 新装版

出版社名 リベラル社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-434-31811-5
4-434-31811-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 223P 19cm
シリーズ名 女の背ぼね

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 女の背ぼね 新装版

    前書きの署名に「百嫗(おうな)佐藤愛子」とある。著者の40代から70代にかけてのエッセイから編まれたこの一冊。ファンにはたまらない爽快な弁舌ぶりである。波瀾万丈というか時代そのものが変化し過ぎた流れの中で書き続けた作家の生きざまを感じる。時にグサリと、時におおらかに、そしてまたチクリと日常を切りとる。でもどこかクスリと笑ってしまいたくなるのが佐藤愛子節の魅力とあらためて思う。大きな字でのんびりと味わうことができる。

    (2023年6月27日)

商品内容

要旨

もうすぐ100歳!スジを通して生きてきた愛子センセイの笑って元気になる痛快・爽快エッセイ集。

目次

1章 “幸福についての“女の背ぼね”40〜70代”苦労は必ずしも不幸ではない
2章 “私好みの“女の背ぼね”50〜70代”適当に賢く、適当にヌケている
3章 “夫婦関係の“女の背ぼね”40〜60代”慢性の病気を克服していくように
4章 “親としての“女の背ぼね”40〜60代”女と母は強くあれ
5章 “男性に対する“女の背ぼね”50〜60代”これが男というもの
6章 “老いを生きる“女の背ぼね”50〜70代”いつ死んでも未練はない

出版社・メーカーコメント

今年100歳になる愛子センセイの痛快エッセイ。女がスジを通して悔いなく生きるための指南書です。幸福とは何か、夫婦の問題、親としてのありかた、老いについてなど、適当に賢く、適当にヌケていきるのが愛子センセイ流。おもしろくて、心に沁みる、愛子節が存分に楽しめます。

著者紹介

佐藤 愛子 (サトウ アイコ)  
1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。1969年『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞、1979年『幸福の絵』で第18回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第48回菊池寛賞、2015年『晩鐘』で第25回紫式部文学賞を受賞。2017年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)