郵便局の裏組織 「全特」−権力と支配構造
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-334-95378-2
(4-334-95378-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 363P 19cm |
商品内容
要旨 |
日本最強の集票マシン―。全国郵便局長会(全特)はそんなふうに呼ばれる。第2次安倍政権の発足以降、3年に1度の参院選で組織の代表を自民党公認候補として比例区に立たせ、2013年は42万票、2016年で52万票、2019年は60万票と躍進。いずれも自民党ではトップ当選だ。投票総数の1%を超え、会員1人あたりの平均集票数は30票超に。不祥事に塗れた2022年の参院選は票を落としたが、それでも組織代表を国会に送り込む他の業界団体と比べれば、集票能力の高さはピカ一だ。強さの秘密はどこにあるのか。朝日新聞経済部の記者が、これまでベールに包まれてきた活動実態を内部資料や証言をもとに明らかにし、組織運営と会社経営の矛盾や限界も検証する。 |
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目次 |
第1部 暴走(お客さま=選挙の票 |