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外交と歴史から見る中国

シリーズ日本人のための文明学 2

出版社名 ウェッジ
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-86310-265-1
4-86310-265-8
税込価格 4,290円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

近代の超克、歴史認識、対日工作、ウクライナ戦争、米中対立―専制主義の台頭を前に日本人が持つべき視座。日本を代表する東アジア文明史の「知」を結集!フォーラム「文明学の世紀」(座長・中西輝政)メンバー21名による中国理解の羅針盤!

目次

第4部 文明史から見た日中関係(近代日本の「文明史」と中国
近代日中関係の始まりと名倉信敦
岩井公館関係者の文化大革命―対日工作関与という経歴の意味
中国国家と近代の超克)
第5部 現代中国のプレゼンス(「善意」と不信―中国の民族問題を取り巻くイデオロギー
中国台頭の中の韓国―文在寅政権期の分析を中心に
戦後日中関係と歴史認識の溝―日中歴史共同研究で知ったこと
ロシア・ウクライナ戦争と中国―侵攻半年間で何が起きたのか)

出版社・メーカーコメント

◎文明史の広大な視野から解き明かす中国膨張の論理と本質! 中西輝政主宰のフォーラム「文明学の世紀」メンバーによる、台頭著しい隣国「中国」を前に日本人が持つべき視座文明史の広大な視野から解き明かす中国膨張の論理と本質!2008年7月から始まったフォーラム「文明学の世紀」(京都大学名誉教授・中西輝政主宰)は、日本と中国との関係を長期的・短期的の両視座から省察できる会として10年以上続いている。中国文明論、日中歴史分野、日米関係、中東、ロシアなどの研究者・ジャーナリストなど21名の議論をベースに、各メンバーが文明学的視座から執筆。日本人が自身の「文明」について考えるために、また台頭目覚ましい隣国「中国」を前に、どのような視点を持てばよいのか提示する、フォーラム発表の集大成。※内容は予告なく変更となる可能性がございます

著者紹介

中西 輝政 (ナカニシ テルマサ)  
1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京都大学教授を歴任。石橋湛山賞(1990年)、毎日出版文化賞・山本七平賞(1997年)、正論大賞(2002年)、文藝春秋読者賞(1999年、2005年)受賞。専門は国際政治学、国際関係史、文明史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)