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アイヌ神謡集

岩波文庫 32−080−1

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-00-320809-0
4-00-320809-9
税込価格 836円
頁数・縦 211P 15cm

商品内容

要旨

アイヌの民たちが語り合い、口伝えに謡い継いできた美しい言葉と物語。伝承を後世に残し、アイヌを知る多くの人々に読んでほしい。進みゆく世に抗し、熱き思いと希望を胸に知里幸惠(一九〇三‐二二)が綴り遺した珠玉のカムイユカラ。新たな解説を付す補訂新版。

目次

梟の神の自ら歌った謡「銀の滴降る降るまわりに」
狐が自ら歌った謡「トワトワト」
狐が自ら歌った謡「ハイクンテレケ ハイコシテムトリ」
兎が自ら歌った謡「サンパヤ テレケ」
谷地の魔神が自ら歌った謡「ハリツ クンナ」
小狼の神が自ら歌った謡「ホテナオ」
梟の神が自ら歌った謡「コンクワ」
海の神が自ら歌った謡「アトイカ トマトマキ クントテアシ フム フム!」
蛙が自らを歌った謡「トーロロ ハンロク ハンロク!」
小オキキリムイが自ら歌った謡「クツニサ クトンクトン」
小オキキリムイが自ら歌った謡「この砂赤い赤い」
獺が自ら歌った謡「カッパ レウレウ カッパ」
沼貝が自ら歌った謡「トヌペカ ランラン」

出版社・メーカーコメント

「その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。」アイヌの民たちが語り合い、口伝えに謡い継いできた美しい言葉と物語。伝承を後世に残し、アイヌを知る多くの人々に読んでほしい。進みゆく世に抗し、熱き思いと希望を胸に知里幸惠(一九〇三−二二)が綴り遺した珠玉のカムイユカラ。新たな解説を付す補訂新版。

著者紹介

知里 幸惠 (チリ ユキエ)  
1903‐1922。北海道幌別郡(現登別市)に生まれる。幼少時よりアイヌ口承文芸の伝承者である伯母金成マツ、祖母モナシノウクと暮らす。アイヌのことばと物語を後世に残そうと決意。伝承をローマ字と和語で書き綴り、1923年8月、『アイヌ神謡集』を出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)