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ウクライナ危機後の地政学

出版社名 集英社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-08-781743-0
4-08-781743-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 228P 19cm

商品内容

要旨

大国同士が「虎の尾」を踏みあい、世界はさらなる大混乱状態に…!元内閣情報分析官が読み解く目前の脅威。

目次

第1章 揺らぐ冷戦後の国際体制(ロシアの侵攻に対して経済制裁で対抗した西側諸国
経済制裁がもたらす深刻な副作用 ほか)
第2章 世界はグレート・デプレッションに向かう(グローバル化の終焉?
インド太平洋経済枠組み ほか)
第3章 内戦のリスクが高まる米国(エネルギー戦争の勝者となる米国
米国を蝕む薬物被害 ほか)
第4章 少子化と不動産バブル崩壊で衰退する中国(「ウクライナ危機の最大の勝者は中国だ」との主張は本当なのか
ゼロコロナ対策が招いた習近平指導部の危機 ほか)
第5章 群雄割拠の時代を日本は生き残れるのか(「安全保障のジレンマ」に陥るウクライナ危機
国際社会の治安を悪化させるウクライナへの武器支援 ほか)

出版社・メーカーコメント

ウクライナ危機で揺らぐ冷戦後の世界体制。大国同士がせめぎ合う中、日本は生き残れるのか。元内閣情報分析官が読み解く目前の脅威!

著者紹介

藤 和彦 (フジ カズヒコ)  
経済産業研究所コンサルティングフェロー。1960年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。1984年に通商産業省(現・経済産業省)入省後、エネルギー・通商政策などに携わる。2003年から内閣官房に出向、2011年まで内閣情報分析官としてエコノミック・インテリジェンス活動に従事。その後も原油や天然ガス情勢が国際社会に与える影響、中国・米国・ロシアなど世界経済のリスク評価を研究している。2021年から現職。ウクライナ戦争後はグローバル・システムの変容の可能性をいち早く指摘している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)