藤原道長「御堂関白記」を読む
講談社学術文庫 2790
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2023年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-532229-1
(4-06-532229-4) |
税込価格 | 1,298円 |
頁数・縦 | 299P 15cm |
商品内容
要旨 |
豪放磊落な筆致、破格の文体、そして抹消された箇所…平安時代最大の権力者は、自らの手で何を書き残したのか。「望月の欠けたる事も無しと思へば」はいかなる場で詠まれたものだったか。摂関期の政治、外交、儀礼の生々しい現場から家庭生活、精神世界までを描く世界最古の自筆本日記を、第一人者が徹底的に読み解く!貴重な原本写真を多数掲載。 |
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目次 |
序章 『御堂関白記』とは何か |
出版社・メーカーコメント
平安の最高権力者の日記を、この一冊で読み尽くす!ユネスコ世界記憶遺産に選ばれた世界最古の自筆本日記は、摂関期の政務、儀式、外交、から当時の家庭生活、精神世界までを描いた藤原道長自身の記録である。抹消された箇所、豪放磊落な筆致、破格の文体……「披露すべきに非ず。早く破却すべき者なり」と道長が記したのはなぜか。摂関期に栄華を誇った権力者の揺れ動く心中と宮廷社会の実像を読み解く。豊富な原文写真、翻刻・現代語訳・解説付き。