• 本

中世荘園の様相

岩波文庫 38−402−1

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-00-384002-3
4-00-384002-X
税込価格 1,353円
頁数・縦 450P 15cm

商品内容

要旨

動乱が続く時代のさなか、狭い谷あいに数百年生きのびた小さな荘園、若狭国太良荘。互いに争い続ける支配者たちやたくましく生きる百姓ら、多くの名もしれぬ人々が積み重ねた壮大な歴史を、熱をおびた筆で克明に描く。徹底した史料調査から、歴史を動かす力に肉迫し、今なお高く評価される、著者の研究の原点。

目次

第1章 形成期の荘園(出羽房雲厳―開発領主
菩提院行遍―荘園所有者
真行房定宴―荘園経営者)
第2章 発展期の荘園(領主名をめぐって
百姓名をめぐって
荘務権をめぐって
南北朝の動乱)
第3章 停滞期の荘園(一色氏の支配
武田氏の支配)
終章 崩壊期の荘園

出版社・メーカーコメント

動乱が続く時代のさなか、狭い谷あいに数百年生きのびた小さな荘園、若狭国太良荘。争い合う支配者やたくましく生きる百姓ら、多くの「名もしれぬ人々」の小さくも壮大な歴史を、熱をおびた筆で克明に描く。徹底した史料調査から「歴史を動かす力」に肉迫し、今なお高く評価される、著者の研究の原点。(解説=清水克行)