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古代世界の超技術 あっと驚く「巨石文明」の智慧

改訂新版

ブルーバックス B−2250

出版社名 講談社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-06-534288-6
4-06-534288-0
税込価格 1,210円
頁数・縦 318P 18cm
シリーズ名 古代世界の超技術

商品内容

要旨

平均2.5トンの石を200万個も積み上げたギザの巨大ピラミッドはなぜ、自重で崩壊しないのか?“重量軽減の間”に、科学的な意味はあるのか?精密な「宇宙カレンダー」として機能したストーンヘンジに遺された、謎めいた56個の穴の秘密とは?一体ごとに顔が異なる兵馬俑はどうやって作られた?エジプト、イギリス、ギリシャ・ローマから中南米、アジアまで、現代のハイテクを知り尽くす実験物理学者が、世界各地の古代人たちの「驚異の技」の謎を解く!

目次

1 ピラミッド―「強度」と「形」の謎を解く(ピラミッドの謎と魅力
さまざまなピラミッド ほか)
2 ストーンヘンジ―古代巨石文明の比類なき最高傑作(ピラミッドを凌駕する「科学と技術の塊」
ストーンヘンジの変遷と全容 ほか)
3 古代ギリシャ・ローマ―現代建築をしのぐ「超」耐久力コンクリートの驚異(技術者と科学者―エジプトとギリシャの違い
アレクサンドリアの科学と技術 ほか)
4 メソアメリカ・アンデス文明―精緻な石組みはどう組まれたか(世界“六大”文明
オルメカ文明―謎の巨石人頭像 ほか)
5 古代アジア―現代文明に直結する「金属文明」の誕生(「新しい材料」の発見と「新しい道具」の発明
「物理時代」の幕開け ほか)

出版社・メーカーコメント

現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」最新刊!

著者紹介

志村 史夫 (シムラ フミオ)  
1948年、東京・駒込生まれ。工学博士(名古屋大学・応用物理)。ノースカロライナ州立大学終身教授(Tenured Professor)、応用物理学会フェロー・終身会員、日本文藝家協会会員。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)