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古代日本の超技術 あっと驚く「古の匠」の智慧

新装改訂版

ブルーバックス B−2249

出版社名 講談社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-06-534289-3
4-06-534289-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 286P 18cm
シリーズ名 古代日本の超技術

商品内容

要旨

日本の歴史上、地震で倒壊した木塔は皆無だという。東京スカイツリーにも応用された巧妙な制振機構とは?三内丸山の縄文人はセラミックスを開発し、古代中国と同レベルの建築技術をもっていた!前方後円墳が「鍵穴」の形状をしている科学的理由とは?法隆寺の釘はなぜ1300年も朽ちないのか?名刀「正宗」に隠された、半導体顔負けの多層複合構造とは?現代のハイテクを知り尽くす実験物理学者が、日本が誇る古代の工匠たちの「驚異の技」の謎を解く!

目次

1 三内丸山遺跡―縄文時代の最新技術
2 「前方後円墳」―巨大墳墓はなぜ大量に造られたのか
3 五重塔はなぜ倒れないのか―揺れる「心柱」の秘密
4 日本古来の「木材加工」技術―適「材」適「所」、適「具」
5 「呼吸する」古代瓦―“瓦博士”との共同研究
6 法隆寺の和釘と日本刀の秘密―古代鉄はなぜサビないのか
7 「奈良の大仏」建立の謎―天平時代の工匠はなぜ「長登の銅」を選んだのか

出版社・メーカーコメント

現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」日本編!

著者紹介

志村 史夫 (シムラ フミオ)  
1948年、東京・駒込生まれ。工学博士(名古屋大学・応用物理)。ノースカロライナ州立大学終身教授(Tenured Professor)、応用物理学会フェロー・終身会員、日本文藝家協会会員。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)