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好色五人女

光文社古典新訳文庫 KAイ1−2

出版社名 光文社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-334-10195-4
4-334-10195-X
税込価格 946円
頁数・縦 228P 16cm

商品内容

要旨

“お夏清十郎”や“八百屋お七”など、実際の事件をモデルに西鶴が創り上げた極上のエンターテインメント小説五作。鋭い人間観察が可能にした性愛と「義」をめぐる物語から、はかない今を恋に賭ける女たちのリアルが浮かび上がる。噺家の語りを駆使した、臨場感と迫力満載の新訳!

著者紹介

井原 西鶴 (イハラ サイカク)  
1642“寛永19”‐1693“元禄6”。江戸時代前期を代表する俳諧師、浮世草子作者。大坂の商家に生まれる。39歳で、一日に4000句を一人で詠む「矢数俳諧」に成功して名声を得た。41歳時に浮世草子『好色一代男』を出版。当時の出版界に衝撃を与え、以降人気作家となる。『好色五人女』『好色一代女』『男色大鑑』『日本永代蔵』『武家義理物語』『世間胸算用』など、次々に問題作を刊行し、近代以降の作家にも多大な影響を及ぼす。52歳歿
田中 貴子 (タナカ タカコ)  
1960年、京都府生まれ。日本文学研究者(中世)。甲南大学教授。1988年、広島大学大学院文学研究科修了。博士(日本文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)