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江戸に欠かせぬ創作ばなし 綺堂随筆 新装版

河出文庫 お2−6

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-309-42076-9
4-309-42076-1
税込価格 990円
頁数・縦 324P 15cm
シリーズ名 江戸のことば

商品内容

要旨

良き作家は正しき言葉を書くことを忘れてはならない。綺堂は江戸の言葉とどのように向き合ったのか?そして江戸から明治へ言葉はどう変化したのか?今も古びない創作論に、「半七捕物帳」の思い出、怪談奇譚、明治時代の寄席と芝居の記録などを収録した、綺堂の魅力満載のベストエッセイ集!『綺堂随筆 江戸のことば』新装改題。

目次

江戸のことば(戯曲と江戸の言葉
孝子貞女
劇の名称
言葉は正しく
喜劇時代
新浮世風呂
日記の一節
甲字楼夜話)
怪談奇譚(夢のお七

深川の老漁夫
怪談一夜草紙)
明治の寄席と芝居(寄席と芝居と
明治以後の黙阿弥翁
『三人吉三』雑感
竹本劇の人物研究)
創作の思い出(自作初演の思い出
「半七捕物帳」の思い出
半七紹介状
はなしの話
目黒の寺)

著者紹介

岡本 綺堂 (オカモト キドウ)  
1872年生まれ。本名敬二。旧御家人を父として東京に生まれる。東京府中学校卒業後、東京日日新聞に入社。記者のかたわら戯曲を書き、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などの名作を発表。捕物帳の嚆矢「半七捕物帳」シリーズで人気を博した。1939年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)