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えほんときの鐘

出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-591-18182-9
4-591-18182-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 40P 25×26cm

商品内容

要旨

ゴォーンゴォーン。ときを知らせる鐘がひびく。江戸のまちにオランダ人がやってきた。はじめて異国の人と出会った少年の一日を、美しい江戸の風景とともに描く―。

出版社・メーカーコメント

時計のない時代、江戸のまちに時を告げるのは「時の鐘」の鐘の音でした。鐘つき役の孫、新吉は、おにごっこをしているときに、初めて外国人に出会います。ヤンと名のるその人は、自分が遠いオランダから来たこと、自分が植物学者で日本の美しい庭を見てまわりたいことを語ります。ヤンは、長崎のオランダ商館から江戸参府で日本橋の長崎屋に宿泊していたオランダ人でした。オランダ人は自由にまちを出歩くことは許されていません。そこで、新吉は仲良しのべらぼうさんに相談し、船でヤンを江戸散歩につれていくことにします。ヤンと一緒に江戸を見てまわる間に、新吉は不思議な気持ちになります。江戸のまちが、これまで見ていたまちとはぜんぜん違う新しいまちのように見えてきたのです。 『せかいいちうつくしいぼくの村』『えほん東京』の小林豊が、自身が生まれ育った東京のまちを、世界に誇る美しいまちとして描きあげる珠玉の絵本です。

著者紹介

小林 豊 (コバヤシ ユタカ)  
日本画家。1946年、東京に生まれる。立教大学社会学部卒業後、イギリス留学中に画家をめざす。1970年代初めから80年代初めにかけて、中東・アジア諸国をたびたびおとずれ、その折の体験が作品制作の大きなテーマになっている。内戦の続くアフガニスタンの小さな村を舞台にした『せかいいちうつくしいぼくの村』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞)など、多数の絵本作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)