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天下一のへりくつ者

光文社文庫 さ41−2 光文社時代小説文庫

出版社名 光文社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-334-10392-7
4-334-10392-8
税込価格 880円
頁数・縦 414P 16cm

商品内容

要旨

天正十八年五月、小田原城は豊臣秀吉の大軍勢に包囲されていた。北条家にもはや打つ手は無い。当主・氏直は腹を切る覚悟を固めるが、三代目氏康以来の重臣・板部岡江雪には大逆転の秘策があった。僧形の異才は持ち前の弁舌を武器に、絶体絶命の氏直を天下人にすべく暗躍する。天下一のへりくつ者は、乾坤一擲の大勝負に勝てるのか!?迫真の筆致で描く戦国絵巻!

出版社・メーカーコメント

天正18年、北條家当主・氏直とその家臣たちは、小田原城にて連日評定を行っていた。天下のほぼ全てを手中におさめた豊臣秀吉の大軍勢に包囲され、北條家の命運は今や風前の灯火。誰もが諦めかけるなか、小田原一のへんくつ坊主侍こと板部岡江雪が動き出した。舌先ひとつで徳川家康を、伊達政宗を、千利休を動かし、天下をひっくり返す! 奇人の奇策に唸らされる圧巻の戦国絵巻!

著者紹介

佐々木 功 (ササキ コウ)  
大分県大分市出身。早稲田大学第一文学部卒業。織田四天王の一人と言われながらも謎の多い滝川一益に光を当てた『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』で、第9回角川春樹小説賞を受賞し、デビュー。猛将や智将など、戦国の世の男たちを魅力的に描くことを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)