生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ
講談社現代新書 2751
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-06-536989-0
(4-06-536989-4) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 202P 18cm |
商品内容
要旨 |
新自由主義を下支えする思想として日本に導入された「自己責任」論。しかし、これは人々を分断し、孤立させる。誰かに責任を押し付けるのではなく、別の誰かに頼ったり、引き継いだりすることで、責任が全うされる社会へ。ハンス・ヨナス、エヴァ・フェダー・キテイ、ジュディス・バトラー、3人の独創的な哲学者を手がかりに、「利他」の礎となる「弱い責任」の理論を構築する! |
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目次 |
第1章 自己責任論の構造 |
出版社・メーカーコメント
助けを求めることは、「無責任」ではない!気鋭の哲学者が、日本社会に跋扈する「自己責任」という名の怪物を退治し、新たな「責任」の哲学を立ち上げる。頼ることが、後ろめたくない社会へ!新自由主義を下支えする思想として、日本に導入された「自己責任」論。しかし、これは人々を分断し、孤立させる。誰かに責任を押し付けるのではなく、別の誰かに頼ったり、引き継いだりすることで、責任が全うされる社会へ。ハンス・ヨナス、エヴァ・フェダー・キテイ、ジュディス・バトラー、3人の独創的な哲学者を手がかりに、「利他」の礎となる、「弱い責任」の理論を構築する!