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猫を救うのは誰か ペットビジネスの「奴隷」たち

朝日文庫 お68−2

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-02-262101-6
4-02-262101-X
税込価格 792円
頁数・縦 302P 15cm

商品内容

要旨

猫は蛍光灯を1日12時間以上あてると、年3回は産める―。人の都合で無理な繋殖、病を招く交配、幼くても出荷、「不良在庫」を引き取る闇商売…。「かわいい」の裏側でビジネスの「奴隷」となる犬や猫たち。凄惨な実態を、信念の取材が暴く。

目次

第1章 猫ブームの裏側、猫「増産」が生む悲劇
第2章 「家族」はどこから来たのか、巨大化するペットビジネス
第3章 12年改正、あいまい規制が犬猫たちの「地獄」を生む
第4章 19年改正、8週齢規制ついに実現
第5章 数値規制をめぐる闘い
第6章 アニマル桃太郎事件から、5度目の法改正へ
終章 幸せになった猫

出版社・メーカーコメント

太田さんが執筆されたこの本には、今の日本における動物愛護・保護の現状が全て記されています。教科書レベルと言っても過言ではないかと。(解説より)ーー坂上忍猫は蛍光灯を1日12時間以上あてると、年3回は産める−−。人の都合で無理な繋殖、病を招く交配、小さくても出荷、「不良在庫」を引き取る闇商売……。「かわいい」の裏側でビジネスの「奴隷」となる犬や猫たち。凄惨な実態を、信念の取材が暴く。《解説・坂上 忍》【第5章、第6章の大幅加筆あり!】〈目次〉文庫版まえがき 第1章    猫ブームの裏側、猫「増産」が生む悲劇 第2章  「家族」はどこから来たのか、巨大化するペットビジネス 第3章   12年改正、あいまい規制が犬猫たちの「地獄」を生む 第4章   19年改正、8週齢規制ついに実現 第5章   数値規制をめぐる闘い 第6章   アニマル桃太郎事件から、5度目の法改正へ 終章   幸せになった猫 文庫版あとがき 解説 坂上 忍 ※本書は、文庫化に際し『「奴隷」になった犬、そして猫』を改題し、大幅に加筆・修正したものです。

著者紹介

太田 匡彦 (オオタ マサヒコ)  
1976年東京都生まれ。朝日新聞記者。東京大学文学部卒。2001年朝日新聞社入社。経済部記者として流通業界などの取材を担当した後、AERA編集部在籍時にペット流通の取材をはじめる。専門記者として特別報道部に所属し、21年から文化部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)