赤羽せんべろまねき猫
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-005844-8
(4-12-005844-1) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 219P 20cm |
商品内容
要旨 |
父が脳出血で倒れた―。折り合いの悪い父・時次郎と、10年間没交渉だった42歳の篠崎明日美。時次郎にとって明日美は、今や唯一の身内である。「まねき猫」という立ち飲み屋を営む父だが、医師には「麻痺が残る」と言われ、働き続けるのは難しそうだ。閉店するしかないと考えていた明日美だったが、運転資金として300万円貸してくれている店の常連がつけた返済条件はなぜか「『まねき猫』が続くかぎり無期限」というもので、簡単に閉めるわけにはいかず…。果たして、明日美の選択は!? |
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出版社・メーカーコメント
父が脳出血で倒れた。折り合いの悪い父・時次郎と、この10年連絡すら取り合っていなかった42歳の篠崎明日美。実家からは勘当されとっくの昔に母に逃げられている時次郎にとって、一人娘である明日美は唯一の身内である。変わり者の父は16年前から「まねき猫」という立ち飲み屋を営んでいるが、医師には「回復後も麻痺が残る」と言われ、店に立ち続けるのは難しそうだ。「まねき猫」を閉めるしかないと考えていた明日美だったが、時次郎の友人で店の回転資金として300万円貸しているという「宮さん」によると、返済に関しては「『まねき猫』が続くかぎり無期限」ということらしく、簡単に閉店するわけにはいかず……。『妻の終活』の著者が贈る最新の人間ドラマは「父の終活」!? 果たして、明日美の選択は−−。