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ヤンキーと地元 解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち

ちくま文庫 う49−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-480-43984-0
4-480-43984-6
税込価格 990円
頁数・縦 365P 15cm

商品内容

要旨

生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、一人の若者。その出会いを原点に、沖縄の若者たちをめぐる調査は始まった。暴走族のパシリとなり、建設現場で一緒に働き、キャバクラに行く。建設業や性風俗業、ヤミ仕事で働く若者たちの話を聞き、ときに聞いてもらう。彼らとつき合う10年超の調査から、苛酷な社会の姿が見えてくる―。補論を付した、増補文庫版。

目次

第1章 暴走族少年らとの出会い
第2章 地元の建設会社
第3章 性風俗店を経営する
第4章 地元を見切る
第5章 アジトの仲間、そして家族
補論 パシリとしての生きざまに学ぶ―その後の『ヤンキーと地元』

出版社・メーカーコメント

建設業や性風俗業、ヤミ仕事に就いた沖縄の若者たちを追い、暴走族のパシリから始めた10年超のフィールドワーク誌。待望の文庫化。解説 岸政彦

著者紹介

打越 正行 (ウチコシ マサユキ)  
1979年生まれ。社会学者。首都大学東京人文科学研究科にて博士号(社会学)を取得。現在、和光大学現代人間学部専任講師、特定非営利活動法人社会理論・動態研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)