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死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか

朝日新書 975

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-02-295287-5
4-02-295287-3
税込価格 990円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

誰しも迎えるその刹那…人はどうなるのか―?無頓着に、記号のように訪れる「死」。日常にありふれている事象なのに、なぜ私たちの心をつかんで離さないのか。「死」に対して、崇高な気持ちと悪趣味な情動で揺れ動く、人間のふしぎな心の有りように迫る。カルチャーガイドとしても楽しめる一冊。

目次

第1章 死ぬ瞬間
第2章 「永遠」は気味が悪い
第3章 見知らぬ世界
第4章 取り返しがつかない
第5章 死体の件
第6章 死と悪趣味

出版社・メーカーコメント

人はなぜ最大の禁忌“死”に魅了されるのか? その鍵は「グロテスク」「呪詛」「根源的な不快感」にある。精神科医である著者が、崇高でありつつも卑俗な魅力を放つ“死”に惹かれてしまう複雑な心理を、小説や映画の作品世界の読解を交えて分析する。

著者紹介

春日 武彦 (カスガ タケヒコ)  
1951年、京都府生まれ。日本医科大学卒業。医学博士。産婦人科医を経て精神科医に。都立精神保健福祉センター勤務後、都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長、多摩中央病院院長、成仁病院院長を歴任。成仁病院名誉院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)