ゾンビ3.0
講談社文庫 い141−8
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-537887-8
(4-06-537887-7) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 409P 15cm |
商品内容
要旨 |
新宿区の予防感染研究所に出勤し、WHOからの報告に目を留めた百合。海外の紛争地域で人が突然凶暴化して周りの人を襲い始めたという。時をおかず都内でも、人が人を襲う暴動が発生。研究所に閉じ込められた四十人の戦いが始まった…。驚愕のゾンビ理論とは!日韓同時刊行で話題のホラー・ミステリー。 |
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出版社・メーカーコメント
日韓同時刊行された話題のホラー・ミステリーが文庫化。予防感染研究所に閉じ込められた若き研究者たちがゾンビ化の原因究明に挑む!香月百合は新宿区戸山の予防感染研究所に休日出勤する。研究熱心で優秀な下村翔太や、医学博士で女性所員憧れの加瀬祐司も出勤していた。日曜なのに全所員の8%ほどの計40人が研究所にいるようだ。席に着いてWHOのサイトに接続すると、気になる報告があった。アフガニスタンやシリアなどの紛争地域で人が突然気絶し、1分前後経つと狂暴になって人を襲い始めるという。しばらくすると研究所内の大型テレビに、現実とは思えないニュース映像が流れた。人が人を襲う暴動が日本各地で起こっているというのだ。いや、世界中で。画面に向かって所員が呟いた。「これゾンビでしょ」。−−外が騒がしくなってきた。研究所は2メートルの塀で囲われているが、このままではやがて所内もゾンビに襲われるかもしれない。脱出するには、ゾンビ化の原因を究明するしかないのだ。立ち上がる、百合たち若き研究者。そして、予防感染研究所に閉じ込められた四十人の戦いが始まった……。