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おじさん・おばさん論

ちくま文庫 う50−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-480-44001-3
4-480-44001-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 329P 15cm

商品内容

要旨

両親ではない、きょうだいでもない、祖父母でもない、ちょっと不思議な「斜め」の関係=おじ・おば。歴史を眺め物語をのぞいてみれば、世界中で数多のおじさん・おばさんたちが下の世代のこどもたち―未来の偉人やアーティストたちにあまりに大きな影響力を発揮してきた事実がわかる。“まっすぐな道”の横から手招く魅惑のおじおばコレクション、待望の文庫化

目次

プロローグ
第一章 おじさん・おばさん考現学(おじさん・おばさんの文化人類学
おじさん・おばさんと友愛
アヴァンキュレート ヨーロッパ中世のおじさん)
第二章 大いなるおじさん・おばさんたち(ゴッホのおじさん
ストラヴィンスキーのおじさん
ロダンのおじさん・おばさん ほか)
第三章 おじさん・おばさん一〇〇人(叔父ドガ
叔父の教訓
美しきミュンヒェンの世紀末 ほか)
エピローグ―私の伯母さん

出版社・メーカーコメント

親ではない、きょうだいではない、祖父母でもない「斜め」の存在=おじ・おば。爆発的で魅力的な関係の秘密を史実や物語から解読!解説 山崎まどか

著者紹介

海野 弘 (ウンノ ヒロシ)  
1939年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。1976年より平凡社「太陽」の編集長を務めたのちに独立。美術、映画、音楽、都市論、華道、小説など幅広い分野で執筆を行い、活躍する。2023年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)