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詳解宮廷と有職の染織

角川ソフィア文庫 I159−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-04-400807-9
4-04-400807-8
税込価格 1,958円
頁数・縦 366P 15cm

商品内容

要旨

即位礼や婚礼の儀で皇族が伝統的に纏ってきた有職装束。宮内省御用達であった装束店がその貴重な資料を代々継承していた。明治・大正・昭和の宮廷儀礼で宮家の人々が着用した装束は、当時の白黒写真からは想像もつかないほど鮮やかな色彩をしていたのだ。クローズアップによって染織の細部に迫り、その重ねや文様の意味、職人技の粋をオールカラーで浮かび上がらせる。各装束の名称や用途、儀礼や有職の伝統色も解説した決定版。

目次

第一章 装束の調進
第二章 大正の御大礼
第三章 即位礼と大嘗宮の調度
第四章 皇族の婚儀
第五章 さまざまな装束・調度の裂地
第六章 有職の色彩

出版社・メーカーコメント

宮廷・皇室や神宮で儀式に用いられてきた各種装束の刺繍と紋様に焦点を当て、ディテールをカラー写真で紹介。装束の詳細を間近で見られる超貴重資料。デザインのヒントや創作の資料にも。

著者紹介

八條 忠基 (ハチジョウ タダモト)  
綺陽装束研究所主宰。古典文献の読解研究に努めるとともに、敷居が高いと思われがちな「有職故実」の知識を広め、ひろく現代人の生活に活用するための研究・普及活動を続けている。全国の大学・図書館・神社等での講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)