アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年
中公新書 2841
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-102841-9
(4-12-102841-4) |
税込価格 | 1,364円 |
頁数・縦 | 330P 18cm |
商品内容
要旨 |
アッシリアは、イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、『旧約聖書』では悪役に描かれる。だがその実像はバビロニアの先進文明に学び、長きにわたって栄えた個性的な国だ。紀元前2000年に誕生した小さな都市国家が他国に隷従しつつも、シャルマネセル3世、サルゴン2世らの治世に勢力を拡大、世界帝国となるが、急速に衰微し、前609年に瓦解する。その盛衰を軍事・宗教・交易など多角的に描く。 |
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目次 |
序章 アッシリア学事始め―帝国による、帝国での、帝国の発掘 |
出版社・メーカーコメント
イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、アッシリアは『旧約聖書』では悪役として有名だ。しかしバビロニアの先進文明に学び、交易を行い、長きにわたって栄えた。紀元前2000年に生まれた小さな都市国家が他国への隷従などを経つつも、シャルマネセル三世、サルゴン二世などにより勢力を拡大。世界帝国となるが、急速に衰微し、前609年に瓦解するまでを、軍事・宗教・社会など多面にわたって描く。