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「途上国」から問う教育のかたち 国際協力を歩く、フィールドの声を聴く

出版社名 左右社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-86528-453-9
4-86528-453-2
税込価格 3,500円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

国際協力の現場から考える、教育の未来。アジア・アフリカ・中東などでの丹念なフィールド調査から当事者たちの現実を知り、地域の文脈を重視した新しいあり方を考える。

目次

第一部 教育の機会をまもる(ケニアのスラムにある低学費私立学校の運営と教師の生活 厳しい環境の中で学校が存続する理由
マレーシアにおける将来が不確実な都市難民の子どもへの教育 学習センターに携わる留学生に着目して
南アフリカ共和国を事例に教育の普遍化と格差を考える 現実の社会を生きる人の「声」をもとにして ほか)
第二部 教育政策にゆらぐ(ヨルダンの教育統合政策はシリア難民家庭に何をもたらすか 公立校に通うシリア人生徒とその家族の視点から
ウガンダ北部における難民受入地域への初等教育支援の役割と課題 当事者の視点に注目して
マラウイの初等教員政策と教育の質について 教員養成課程の改定が与えた影響を中心に ほか)
第三部 生活の文脈からえらぶ(ケニアにおける中等教育から高等教育への移行 家族・友人・恋人との関係からみる女子学生の選択
中国に留学したガーナ人学生の帰国意志と頭脳循環 大学院で学位を取得した高学歴者に着目して
マダガスカルにおける学習成果の再考 学校関係者からみたディーセント・ワークとディーセント・シティズンシップ ほか)

著者紹介

小川 未空 (オガワ ミク)  
大阪経済大学国際共創学部・講師
杉田 映理 (スギタ エリ)  
大阪大学大学院人間科学研究科・教授
澤村 信英 (サワムラ ノブヒデ)  
大阪大学大学院人間科学研究科・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)