新編人と人との間 精神病理学的日本論
ちくま学芸文庫 キ14−6
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年3月 |
| ISBNコード |
978-4-480-51293-2
(4-480-51293-4) |
| 税込価格 | 1,430円 |
| 頁数・縦 | 309P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
精神病理を人間の在り方の一様相として論じてきた著者による鍵概念「間」(「あいだ」)。自己存在の根底にある超個人的な場所としての「人と人との間」は、現代思想に大きな影響を与えた。本書は、ドイツ留学時に思索した日本人論としてこの概念を世に問うた一冊である。日本人特有の精神病的生き方をさまざまな現象を通して究明するとともに、日本的精神症状とされる対人恐怖、貰い子妄想の病理を解明。さらに「間」理論を和辻哲郎の『風土』、土居健郎の「甘え」理論と併せて検討して、人間存在の様相を詳らかにする。文庫化にあたり講演「人と人とのあいだの病理」を併録。 |
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| 目次 |
人と人との間―精神病理学的日本論(われわれ日本人 |



出版社・メーカーコメント
日本人が自己存在の根底に置いている超個人的な場所「人と人との間」を精神医学的に論じる。講演「人と人とのあいだの病理」を併録。解説 清水健信