青ひげ夫人と秘密の部屋 「見たな」の文学史
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-334-10595-2
(4-334-10595-5) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 433P 19cm |
商品内容
要旨 |
「あれ、この設定、前にどっかで読んだことがある」幼時の記憶のかけらを手に、文学理論家・千野帽子が、300年の謎を追って文学史に分け入る―。そこでは作家たちが、「青ひげ」をお題とした果てしない“大喜利”を繰り広げていた! |
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目次 |
第1部 「青ひげ」を読む(『ジェイン・エア』と『レベッカ』、そして「青ひげ」 |
出版社・メーカーコメント
気鋭の文芸評論家が、古くから様々なバリエーションで語られる説話「青ひげ」を端緒に、物語が孕む不条理な約束事と、それを破ってしまう顛末について、深掘りしていく。古今東西のフィクションを渉猟し、約束と約束破りのバリエーションを抜き出して考察した末、導き出される物語の普遍とは? 我々が無意識に従ってしまっている暗黙のルールの実態を暴き出す、スリリングな長編文芸評論。