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鵜飼の日本史 野生と権力、表象をめぐる1500年

出版社名 昭和堂
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-8122-2405-2
4-8122-2405-5
税込価格 8,250円
頁数・縦 394,20P 22cm

商品内容

要旨

1500年以上の歴史がある日本の鵜飼。古墳時代には鵜飼の鵜を模った埴輪がつくられ、平安時代になると朝廷による鵜飼が都周辺でおこなわれた。今なお鵜飼がおこなわれ、技術が継承されている。本書は、日本の鵜飼を時代や地域、分野を超えて初めて総合的に明らかにする。

目次

鵜飼から何を問うのか
前篇 鵜飼を成り立たせるもの(ウミウ・カワウ―その行動と生態からみた鵜飼
捕獲技術―日本の鵜飼漁を支える根本
鵜飼用具―モノからみた鵜と人間のかかわり
鵜舟―長良川における鵜舟の構造とその必然性
鵜匠装束―労働着と見せる衣装のはざま ほか)
後篇 日本史のなかの鵜飼(古代から近世
近代から現代)
なぜ野生のウミウにこだわるのか―日本的な動物利用の背景

著者紹介

卯田 宗平 (ウダ シュウヘイ)  
国立民族学博物館グローバル現象研究部教授。専門は環境民俗学、生態人類学。鳥と人類とのかかわりに関心があり、日本や中国、バルカン半島、東南アジアを調査している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)