• 本

ニーチェ入門永遠の言葉

河出文庫 ニ1−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-309-46820-4
4-309-46820-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

力への意志の思想家、ニーチェ。ジル=ドゥルーズを始めとする構造主義以降の思想界に影響を及ぼし、今なお最前線にあって問題を提起し続ける巨人。道徳に抗い、ルサンチマンに妥協せず、神の支配を拒み、反復が生み出す永劫回帰の力を称揚するその思想は、現代の悩める青少年にもきっと、生きていく覚悟と指針を与えてくれるだろう。

目次

ニーチェ(ハインリヒ・マン)(死後の栄光
自己についての彼の見解
限界
ワーグナー
彼のキリスト教精神
価値の転換
肯定
単純性
永遠)
第一章 学問・哲学・真理
第二章 文化の批判(歴史研究の効用と弊害とについて
ヨーロッパ・ドイツ人・ワーグナー
道徳の系譜
ヨーロッパのニヒリズム)
第三章 神なき世界(ディオニソス
真実と仮象
永劫回帰
自己の認識
ツァラトゥストラ)

著者紹介

ニーチェ,フリードリヒ・W. (ニーチェ,フリードリヒW.)  
1844‐1900年。ドイツの哲学者・文献学者。ヨーロッパ思考のありかたを根底から揺るがし、後世の思想界に多大な影響を及ぼした
マン,L.ハインリヒ (マン,L.ハインリヒ)   Mann,Heinrich
1871‐1950年。ドイツの作家・評論家。小説に、映画『嘆きの天使』原作『ウンラート教授』などがある。トーマス・マンの実兄
原田 義人 (ハラダ ヨシト)  
1918‐60年。東京生まれ。ドイツ文学者・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)