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残酷な楽観性

出版社名 花伝社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-7634-2188-3
4-7634-2188-3
税込価格 4,180円
頁数・縦 406,68,16P 19cm

商品内容

要旨

愛、家族、あるいは共同体、国家―いつ打ち砕かれるかも分からない、そこでの「よき生」を、なぜ人は追い求め、夢見つづけてしまうのか。出口のない新自由主義社会における「私たちの欲望」への批評的介入を試みた、情動理論の“最重要文献”、待望の刊行!

目次

序章 現在のなかの情動
第一章 残酷な楽観性
第二章 直感する者たち―歴史と情動的な出来事
第三章 ゆるやかな死(肥満、主権、水平的な行為主体性)
第四章 ふたりの少女、でぶと痩せ
第五章 ほぼユートピア、ほぼノーマル―『イゴールの約束』と『ロゼッタ』におけるポストフォーディズム的情動
第六章 よき生の果ての袋小路―『タイム・アウト』、『ヒューマン・リソース』と不安定な現在
第七章 政治的なものへの欲望をめぐって

著者紹介

バーラント,ローレン (バーラント,ローレン)   Berlant,Lauren
シカゴ大学英文学ジョージ・M・プルマン特別教授。文学研究者、文化理論家、編集者(デューク大学出版局Theory Q Series等)。2021年に63歳で逝去
岸 まどか (キシ マドカ)  
ルイジアナ州立大学研究員。ルイジアナ州立大学大学院博士課程修了(English・Women’s,Gender,and Sexuality Studies)
ハーン小路 恭子 (ハーンショウジ キョウコ)  
専修大学国際コミュニケーション学部教授。ミシシッピ大学大学院博士課程修了(English)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)