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浅草怪談

竹書房怪談文庫 HO−732

出版社名 竹書房
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-8019-4608-8
4-8019-4608-9
税込価格 803円
頁数・縦 220P 15cm

商品内容

要旨

世界中の人が集まる東京下町の一大観光地・浅草。伝統と先端、信仰と娯楽が交錯するこの町には古くから魑魅魍魎が潜む…。大河ドラマで注目を浴びる吉原の地に巣食う女たちの念と怪異の数々「吉原奇談」「ろくろ首の遊女」他、歴史書物に記録された恐ろしすぎる妖怪「浅草寺のばけもの譚」、銀座線の向こうに広がっていた時空を超えた地下異空間「再会の地下商店街」、出ると噂される某遊園地で体験した本物の恐怖「お化け屋敷の怪」、神田川・柳橋付近に潜む命を狙う危険な怪異「川に棲むもの」など、江戸時代から現代まで新旧の怪談奇談を5名の怪談作家が綴る台東区東部のご当地怪談集!

目次

怪談・奇談の玩具箱―「浅草」という異界
参拝ルート
お化け屋敷の怪
記念撮影
隅田川の船
浅草寺の神木と怪異
観音回向
浅草寺ばけもの譚
祭りのタッさん
金の行方 隅田川怪談
金の行方の行方
お初地蔵
兄のあいさつ
言問橋無情
祖父の声
公園と少女
浅草の鬼婆伝説
ストリップ奇譚
血溜まり
温泉旅館の客〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

浅草、吉原、上野、下谷…台東区全域で起きた怪異や怪事件を、江戸時代から近代を経て令和まで纏めた江戸東京下町ご当地怪談集

著者紹介

冨士 玉目 (フジ タマメ)  
怪談蒐集家。普段はサラリーマンとしてこっそり生きている
牛抱 せん夏 (ウシダキ センカ)  
怪談師。現代怪談、古典怪談、こども向けのお話会まで幅広い演目を披露する
岩井 志麻子 (イワイ シマコ)  
岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集「ぼっけえ、きょうてえ」で第13回山本周五郎賞を受賞
川奈 まり子 (カワナ マリコ)  
八王子出身。怪異の体験者と土地を取材、これまでに6000件以上の怪異体験談を蒐集。怪談の語り部としても活躍中。日本推理作家協会会員
鳥蔵柳浅 (トリクラリュウセン)  
元考古学者。考古学の知見を武器に、台東区南部の歴史と風土を掘り起こす郷土史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)