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コネクテッドコーチング 意思決定と文脈を繋ぐ最先端の両方向型サッカーデザイン

出版社名 カンゼン
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-86255-778-0
4-86255-778-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 174P 21cm

商品内容

要旨

U‐21 EUROを連覇(2023、2025年)した育成大国イングランドを支える「意思決定」と「文脈/背景」を繋げる脱分割型トレーニング&コーチング。

目次

序論
第1章 自分が所属しているクラブの本質を知る
第2章 信条と価値観
第3章 戦術的柔軟性と対応力
第4章 練習を柔軟かつ個別に設計することの重要性
第5章 学校教育式の分割型コーチングからの脱却
第6章 シームレスで人間的なコーチング
第7章 測定可能なものを重視するのではなく、重要な指標を測定せよ
第8章 パターン化の限界と常に変化を続けることの重要性

出版社・メーカーコメント

チェルシーの女子チームを世界で最も存在感のあるクラブに導き、イングランド全体のコーチング環境の変革を目指すチームの一員として、グラスルーツレベルでのコーチ育成や、プロクラブのアカデミーでの育成レベルの向上に取り組んできた著者が、選手の能力を最大限に引き出し、指導者・選手双方にとって最善の結果をもたらし、選手が楽しみながら能動的かつ限界に挑戦できる学習を行うことのできる環境を構築するためのアプローチを公開。著者の経験と学びに基き、コーチ、教師、メンター、教育者に、自分たちの仕事の理解を促進し、より環境の変化に対応できる柔軟性をもち、包括的かつ固有の文脈にあったアプローチを目指す。

著者紹介

バートレット,ベン (バートレット,ベン)   Bartlett,Ben
コルチェスター・ユナイテッドのユース選手を経て、1990年代初頭に同クラブでコーチングキャリアを開始。プレミアリーグ優勝や国際大会での上位進出経験をもつ選手の育成をサポートしてきたエクセレンス・プログラムで10年間指導法を学ぶ。コルチェスター・ユナイテッドの女子チームの育成プログラムの成功が注目を集め、チェルシーの女子チームで2年間、戦略および基盤構築に携わる。2007年以降はイングランド全体のコーチング環境の変革を目指すチームの一員として、グラスルーツレベルにおけるコーチ育成や、プロクラブのアカデミーにおける育成レベルの向上に取り組んだ。その後はフラムのアカデミーにおける選手育成の責任者として、プロサッカー選手とコーチの一体的な育成支援を実施。2022年には新たな挑戦として、MLSのヒューストン・ダイナモで指導するため、アメリカに移住
結城 康平 (ユウキ コウヘイ)  
1990年生まれ、宮崎県出身。スコットランドへの留学を経て、フットボールライターとしての活動を開始。海外の文献や論文を読み解くスキルを活かしてヨーロッパの思想や戦術を日本に紹介しながら、通訳・翻訳・編集・インタビュアーとしても活躍の幅を広げている
山中 拓磨 (ヤマナカ タクマ)  
1992年生まれ。愛知県出身。高校と大学合わせて計6年、英国へ留学。現在はオランダのブロックチェーン関連のベンチャー企業で事業開発などに携わる傍ら、通訳・翻訳者/サッカーライターとして活動。熱狂的なアーセナルのファンで、サポーターになったきっかけは、自身の渡英の時期と同郷の元日本代表・宮市亮選手のアーセナル加入の時期が重なっていたこと(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)