Jブンガク マンガで読む英語で味わう日本の名作文学12編
出版社名 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
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出版年月 | 2011年1月 |
ISBNコード |
978-4-88759-889-8
(4-88759-889-0) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 226P 21cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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あらすじで、マンガで、英語で名作文学を
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おすすめ度
- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
NHK教育テレビの番組「Jブンガク」が一冊の本になりました。「近代文学」をテーマに、偉大な文豪たちの名作を12作品紹介しているのですが、その紹介方法がひと味違います。まず先に作品のあらすじを、日本語と英語の両方で紹介。次に4ページに渡ってジョークを交えたマンガで紹介。ここにも和英対訳がなされています。そして作品の一部を抜粋し、番組にも出ているロバートキャンベル先生による英訳と合わせて読み比べ。その後読書感想、名文・名セリフ集と続きます。なかでも目立つのが、ところどころに登場する英語です。「名作を外国人にもわかりやすく」というのが大きな理由かと思いますが、日本文学作品特有の、情緒や美意識などのニュアンスが、英訳した際にどう表現されるのか、我々日本語を使う人間にとっても大変興味深いところです。こういった点からも、太宰治・森鴎外・夏目漱石・芥川龍之介‥作品をすでに読み込んでいるという方々にもおすすめしたい一冊です。
(2011年2月28日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
明治から終戦直後までに発表された日本文学の名作を、マンガで、バイリンガルで、楽しく読みとく。NHK教育テレビの人気番組、待望の書籍化。 |
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目次 |
太宰治「ヴィヨンの妻」 |