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心がつながるのが怖い 愛と自己防衛

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-7993-2171-3
4-7993-2171-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 151P 19cm

商品内容

要旨

知らぬ間に心の壁をつくる仕組みと、そこから脱け出す方法を公開!『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』に続く、デンマーク発「読むセラピー」

目次

第1章 自己防衛の戦略とはどのようなものか
第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる
第3章 喪失の悲しみを恐れて愛に満ちた関係を避ける人たち
第4章 愛情に満ちた人生への扉を閉ざしてしまう不幸なパターン
第5章 親を理想化することの危険
第6章 感情を完全に意識する
第7章 不適切な自己防衛の戦略をとり除く
第8章 本来の自分に戻る

おすすめコメント

前著『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』がベストセラーとなったデンマークの心理セラピスト、イルセ・サンの第二弾 心の奥底では愛情に満ちた関係を築きたいのに、 相手から遠ざかるような言動をとる人がいます。 関係が壊れて傷つくことを恐れるあまり、 最初から関係が深まらないようにしてしまうのです。 著者はそれを「自己防衛の戦略」と呼びます。 幼い頃に、親から十分に愛情を受けなかったことが原因で自己防衛の戦略は生まれます。 自分の感情と距離を置き、他者と距離を置くのが自己防衛の目的です。 大人になって心が強くなり、 もう自己防衛は不要になっているのに自動的に戦略が作動し、 自分の感情を感じず、他者と離れようとしてしまうのです。 著者は自己防衛の戦略について、豊富な事例とともに丁寧に解説します。 そして、自分の本当の感情に気づき、自分を受け入れ、他者を受け入れても大丈夫だと 読者に語りかけていきます。 人間関係に悩む人にとって、心が軽くなる一冊になるはずです。

著者紹介

サン,イルセ (サン,イルセ)   Sand,Ilse
心理療法士。デンマークのオーフス大学で神学を学び、C・G・ユングとキルケゴールに関する修士論文を執筆。また、いくつかの心理療法的アプローチの訓練を受けており、デンマークの心理療法協会の会員でもある。数年間、デンマーク国教会の教区司祭を務め、現在はスーパーバイザー、トレーナー、講演者、セラピストとして活動している
枇谷 玲子 (ヒダニ レイコ)  
1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。2005年、大阪外国語大学卒業。北欧の書籍の翻訳紹介に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)