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「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪

ディスカヴァー携書 234

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-7993-2813-2
4-7993-2813-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 161P 18cm

商品内容

要旨

“手の届かない人ばかり好きになる”“無意識に相手の欠点を探し続ける”“いつも冷淡な相手ばかり選んでしまう”“子どもをかわいいと思えない”「愛着障害」かもしれない繊細な人のための原因と対策。

目次

第1章 自己防衛の戦略とはどのようなものか
第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる
第3章 喪失の悲しみを恐れて愛に満ちた関係を避ける人たち
第4章 愛情に満ちた人生への扉を閉ざしてしまう不幸なパターン
第5章 親を理想化することの危険
第6章 感情を完全に意識する
第7章 不適切な自己防衛の戦略をとり除く
第8章 本来の自分に戻る

出版社・メーカーコメント

ベストセラー『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(ISBN:978−4−7993−1978−9)の著者である心理療法士のイルセ・サンの人気書籍が持ち運びやすい携書になりました!関係が壊れて傷つくことを恐れるあまり、最初から関係が深まらないようにしてしまう状態を著者は「自己防衛の戦略」と呼びます。自分の感情と距離を置き、他者と距離を置くのが自己防衛の目的です。大人になり、もう自己防衛は不要になっているのに自動的に戦略が作動し、自分の感情を感じず、他者と離れようとしてしまうのです。 著者は自己防衛の戦略について、豊富な事例とともに丁寧に解説します。  ※本書は2017年に刊行された同書(ISBN:978−4−7993−2171−3)の携書化です。

著者紹介

サン,イルセ (サン,イルセ)   Sand,Ilse
心理療法士。デンマークのオーフス大学で神学を学び、C.G.ユングとキルケゴールに関する修士論文を執筆。また、いくつかの心理療法的アプローチの訓練を受けており、デンマークの心理療法協会の会員でもある。数年間、デンマーク国教会の教区司祭を務め、現在はスーパーバイザー、トレーナー、講演者、セラピストとして活動している
枇谷 玲子 (ヒダニ レイコ)  
1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。2005年、大阪外国語大学卒業。北欧の書籍の翻訳紹介に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)