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怒らないこと

サンガ新書 003 役立つ初期仏教法話 1

出版社名 サンガ
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-901679-20-6
4-901679-20-1
税込価格 770円
頁数・縦 203P 18cm
シリーズ名 怒らないこと
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「怒り」について誰も知らないA
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書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • それでも怒らないでください。

    怒ったら体に猛毒が回っていると思ってください。
    猛毒は危険ですので怒りは治めないとなりませんね。
    怒ったら下等動物以下になりさがったと思ってください。
    人間でありたいのなら怒れませんね。
    ごきぶりを見つけても気持ち悪いと怒ったりしないでください。
    ただ、私はバカなのでこの種の本は読んでも一晩経てば忘れてしまいます。
    それでも怒らないでください。

    (2010年12月5日)

商品内容

要旨

昨今では、怒って当たり前、ややもすると怒らないと不甲斐ないとでも言わんばかりです。ブッダは、これに真っ向から反対します。怒ってよい理由などない。怒りは理不尽だ。怒る人は弱者だ。怒らない人にこそ智慧がある。怒らない人は幸せを得る。人類史上もっとも賢明な人は、なぜ怒りを全面否定したのでしょうか。最初期の仏教であるテーラワーダ仏教の長老が、その真意を平明に解き明かします。

目次

第1章 「怒り」とは何?(「怒り」について誰も知らない
誰も彼もが「怒りたい」 ほか)
第2章 怒りが幸福を壊す(拒絶のエネルギーが強烈になると…
怒るのは仕方がないこと? ほか)
第3章 怒らない人(いちばん強烈な罰、それは無視
本当の「無視」は難しい ほか)
第4章 怒りの治め方(自分の心にある「怒り」に気づくこと
怒りを「抑える」「我慢する」は大間違い ほか)

おすすめコメント

「怒り」は、心と体を蝕み、自分と世界を確実に不幸にする害毒なのです。ノコギリで身を刻まれるときも、殺人者に怒りの感情を抱いてはいけない。怒りを正当化する余地はまったくない!! 本書では、釈尊の教えを忠実に語り伝える初期仏教の大長老が世界に蔓延する「怒り」を手がかりに、人間の矛盾をときほぐし、生命が幸せに生きるために役立つブッタの治慧を明らかにします。

著者紹介

スマナサーラ,アルボムッレ (スマナサーラ,アルボムッレ)   Sumanasara,Alubomulle
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説き続けている。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)