• 本

日本人はどのように森をつくってきたのか

出版社名 築地書館
出版年月 1998年8月
ISBNコード 978-4-8067-2240-3
4-8067-2240-5
税込価格 3,190円
頁数・縦 200,11P 22cm

商品内容

要旨

強い人口圧力と膨大な木材需要にもかかわらず、日本列島に森林が残ったのはなぜか。古代から徳川末期までの森林利用をめぐる村びと、商人、支配層の役割と、略奪林業から育成林業への転換過程をていねいに描く。日本人・日本社会と森との1200年におよぶ関係を明らかにした名著。

目次

1 採取林業の千年(古代の略奪期―600〜850年
中世日本の森林と林業―1050〜1550年
近世の木材枯渇―1570〜1670年)
2 近世における育成林業の台頭(森林の利用制限による消極的管理の時代
森をつくる―造林技術の原理と実践
人工林林業の興隆―その経済的側面
土地利用制度の変化と植林)