• 本

白夜行

集英社文庫

出版社名 集英社
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-08-747439-8
4-08-747439-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 860P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 歴史に残る悪女はステキでしょうか?

    東野圭吾さんの代表作の一つ。私は1年に1度は読み返してしまうほど大好きな作品です。あまりにも有名なこの作品、ありきたりな紹介文はもういいですね?
    私がオススメしたいのは、登場人物の桐原亮二です。とにかくツボです。私の脳内ではとても格好よく描かれています。もちろん映画もドラマも見れません!だってわたしのりょうちゃんに敵うはずないですから!あ、もちろん内容も最高に面白いです。悪女モノが好きな人は是非!(Chihi)

    (2013年4月2日)

  • 山田孝之主演でTVドラマ化、圧倒的迫力をまず本で感じて!

    長編!本格ミステリー。文庫本の厚さにまず驚くはず。読みすすめていくと絶望的な暗さに心が真っ白になる。読み出したら止められない緻密なストーリー展開です。 大阪を舞台にし大阪弁も乱れ飛ぶ。大阪市出身の東野を注目してください。

    (2005年11月16日)

他の書店レビューを見る

商品内容

要旨

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

おすすめコメント

ミステリーの概念を打ち砕く、一大叙事詩。渾身の傑作!

出版社・メーカーコメント

19年前の大阪の質屋殺し。迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。 (解説・馳 星周)

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年大阪市生。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら小説を書き、85年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞、その後執筆に専念。99年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)