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一杯の紅茶の世界史

文春新書 456

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-16-660456-2
4-16-660456-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

かつてヨーロッパ人にとって中国の不思議な飲み物は、神秘の薬・王侯貴族のステイタスであった。英国人はやがてその茶に二つの種類があることを知る。一つは緑茶、一つはもっと深い色で、見も知らぬ南国のフルーツの香りがした。この茶を求めて、英国は国家経済を揺るがせ、戦争を起こし、ついには世界をまたぐ帝国を築いてゆく…。紅茶誕生の数奇なドラマと、その影の知られざるアジアの真実を追って各地に取材した、紅茶ファン必読の一冊。

目次

第1章 イギリス人、茶を知る
第2章 紅茶誕生の謎
第3章 イギリス人、紅茶を買う
第4章 茶の起源
第5章 茶馬古道
第6章 イギリス人、紅茶を飲み続ける
第7章 イギリス人、紅茶を作る
第8章 セイロン紅茶の立志伝
第9章 アメリカの発明品
第10章 紅茶輸出国と、紅茶消費国
第11章 イギリス人と紅茶の行方

おすすめコメント

烏龍茶とアールグレイをつなぐ二つの戦争と英国式紅茶の誕生。

著者紹介

磯淵 猛 (イソブチ タケシ)  
1951年愛媛県生まれ。青山学院大学卒業後、商社勤務を経て、1979年紅茶専門店ディンブラを開業。紅茶の輸入、レシピの開発、技術指導、経営アドバイス、紅茶研究の分野で新聞やテレビなどでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)