• 本

詳解Linuxカーネル

第3版

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-87311-313-5
4-87311-313-X
税込価格 7,260円
頁数・縦 992P 24cm

商品内容

要旨

本書はLinuxのソースコードの恩恵を最大限に活かすための羅針盤です。複雑で難解なLinuxカーネルの仕組みを、基礎からていねいに説明。Linuxカーネルの基本機能を網羅し、ハードウェア依存部分についても踏み込んだ解説がなされています。第3版では、Linux2.6を対象として改訂を行い、特にメモリとプロセススケジューリングについて大幅な変更と加筆がなされています。Linuxのソースコードを理解するためのガイドブックとして、オペレーティングシステムの本格的な解説書として最適の1冊です。

目次

概要
メモリアドレッシング
プロセス
割り込みと例外
カーネルの同期処理
時間管理
プロセススケジューリング
メモリ管理
プロセスアドレス空間
システムコール〔ほか〕

著者紹介

ボベット,ダニエル・P. (ボベット,ダニエルP.)   Bovet,Daniel P.
1968年、UCLAでコンピュータサイエンスの博士号を取得。現在はイタリアのローマ大学Tor Vergata教授
セサティ,マルコ (セサティ,マルコ)   Cesati,Marco
1992年に数学の学位を取得、ローマ大学La Sapienzaでコンピュータサイエンスの博士号を1995年に取得した。現在、ローマ大学Tor Vergata工学部コンピュータサイエンス科の助手。博士課程の学生のころはシステム管理者、UNIXプログラマ、また複数の機関でコンサルタントとして働いていたことがある。数年前から学生たちにLinuxカーネルのユニークな変更方法を教えている
高橋 浩和 (タカハシ ヒロカズ)  
北海道大学電子工学科卒。VAX全盛の時代から、各種UNIX系オペレーティングシステムの機能強化/カーネルチューニング、大規模システム用リアルタイムOSの設計などに取り組む。ISPのサーバ構築をきっかけに、Linuxにも本格的に取り組み始めた
杉田 由美子 (スギタ ユミコ)  
東京女子大学数理学科卒。Linuxとの出会いは1990年代半ば。本格的に取り組んだのは2000年からで、RAS関係の研究開発やオープソース活動に従事。OSDL‐JでLKSTプロジェクトを実施するなど、コミュニティ活動にも参加し、多くのハッカーとの出会いを楽しんでいる
清水 正明 (シミズ マサアキ)  
東京農工大学大学院工学研究科高橋延匡研究室にてOS/omicronの仮想計算機モニタ(VMM)について研究、仕事ではスーパーコンピュータのOSの研究開発に従事。PCクラスタソフトSCoreへの開発参加を通じてLinuxと出会った。東京大学大学院情報理工学系研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)