啓蒙の精神 明日への遺産
叢書・ウニベルシタス 895
出版社名 | 法政大学出版局 |
---|---|
出版年月 | 2008年7月 |
ISBNコード |
978-4-588-00895-5
(4-588-00895-1) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 194,2P 20cm |
商品内容
要旨 |
「啓蒙は過去に属する。だが、“過ぎ去る”ことはない」。理性と科学に信をおき、世界の「脱魔術化」を推し進めた18世紀。ではなぜ、その後の歴史の惨禍は生じたのか?暴力と非寛容が啓蒙のプロジェクトを歪曲した過程をふまえつつ、批判精神という名の倫理のうちに近代の希望を見出す。 |
---|---|
目次 |
第1章 プロジェクト |
出版社・メーカーコメント
「啓蒙は過去に属する。だが、〈過ぎ去る〉ことはない」。理性と科学に信をおき、世界の「脱魔術化」を推し進めた18世紀。しかしその後の人類史は、暴力・狂信・非寛容のもたらす未曾有の惨禍にさらされた。近代はいかに、啓蒙のプロジェクトを歪曲したのか? 抑圧からの自由を求める諸個人の批判精神に、つねに同時代的要請でありつづける啓蒙の可能性の核心を見る、現代西欧知識人の理念の書。