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全貌フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国を記録する

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-00-025813-5
4-00-025813-3
税込価格 6,820円
頁数・縦 621P 22cm

商品内容

目次

第1章 ワイズマン監督、語る(すべては映画のなかに―フレデリック・ワイズマン監督インタビュー
映画作家になるまで ほか)
第2章 作品その重層(我が永遠のアイドル、ワイズマン
ワイズマンの特異な映画的意思―『チチカット・フォーリーズ』論 ほか)
第3章 ドキュメンタリーの彼方へ(わたしたちを立たせる繰り糸―フレデリック・ワイズマンの映画について
訳者付記 制度に踊らされて ほか)
第4章 日本の記録映画作家の視点(“ふつう”を描くこと―鼎談 作り手から見たワイズマン作品)
第5章 ある映画史―フレデリック・ワイズマン「フィルモグラフィ」(『クール・ワールド』The Cool World(1964年)
『チチカット・フォリーズ』Titicut Follies(1967年) ほか)

出版社
商品紹介

世界を代表する映画作家の全貌に、録り下ろしロングインタビュー、多彩な論考、全作品解説から迫る。

著者紹介

土本 典昭 (ツチモト ノリアキ)  
映画作家。1928年生まれ。56年岩波映画製作所に入社、翌年フリーとなる。61年ごろ「青の会」に参加。63年『ある機関助士』で本格デビュー。2008年6月24日逝去。享年七九歳。『みなまた日記―甦える魂を訪ねて』(04年)が遺作となった。近年は海外の映画祭や映画フォーラムからの招待が相次ぎ、日本を代表する記録映画作家として知られていた
鈴木 一誌 (スズキ ヒトシ)  
グラフィック・デザイナー。1950年生まれ。東京造形大学在学中に杉浦康平のもとでアルバイトを始め、その後、杉浦康平事務所の正式なアシスタントとなる。85年に独立。学生時代に見た鈴木清順監督作品『東京流れ者』(66年)に影響を受け、時間のドラマをブックデザインで表現できないかと模索して現在にいたる。1981年、映画批評で第一回ダゲレオ出版評論賞。98年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞。戸田ツトムとともにデザイン批評誌『d/SIGN』の責任編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)