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子どものこころを見つめて 臨床の真髄を語る

出版社名 遠見書房
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-904536-29-2
4-904536-29-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 150P 19cm

商品内容

要旨

「発達障碍」診断の濫用は逆に子どものこころを置き去りにし、今や脳は見てもこころは見ない臨床家がどんどん産み出されている―そうした現実のなか、二人の児童精神科医が子どものこころの臨床の真髄を語る。

目次

1 子どものこころの臨床をめぐって(子どもの精神科医療の現状
国際診断基準DSMについて
どのようにして子どもの精神科医になったか
子ども時代と戦争体験 ほか)
2 昨今の発達障碍ブームについて(何でも発達障碍という時代
障碍の理解と子どもの理解
脳の異常と心の問題は別物
母原病時代の反動 ほか)

出版社・メーカーコメント

孤高の児童精神科医・小倉清と村田豊久が語りつくす; 子ども臨床の世界;;「発達障碍」診断の濫用は逆に子どものこころを置き去りにし、今や脳は見てもこころは見ない臨床家がどんどん産み出されている──そうした現実のなか,二人の児童精神科医が子どものこころの臨床の神髄を語る。;小倉清と村田豊久による座談会。聞き手は,小林隆児。子どもへの温かさ,児童精神医学への思いが語られる。

著者紹介

小倉 清 (オグラ キヨシ)  
クリニックおぐら(院長)、精神科医。1932年生まれ。1958年慶應義塾大学医学部卒業
村田 豊久 (ムラタ トヨヒサ)  
村田子ども心理教育相談所(所長)、精神科医。1935年生まれ。1961年九州大学医学部卒業
小林 隆児 (コバヤシ リュウジ)  
大正大学人間学部臨床心理学科(教授)、精神科医。1949年生まれ。1975年九州大学医学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)