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パウル・ツェラン ことばの光跡

出版社名 白水社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-560-08294-2
4-560-08294-4
税込価格 3,520円
頁数・縦 315,3P 20cm

商品内容

要旨

20世紀の最も苛酷な歴史を生き抜き、言葉だけを信じつづけ、狂気の果てにセーヌ川に身を投じた戦後ドイツ最高の詩人、パウル・ツェラン。その孤独な魂に寄り添い、詩想を追い求めてきた第一人者による研究の集大成。

目次

第1章 亡きパウル・ツェランへ
第2章 狂気と錯乱することば
第3章 傷を負った作家たち
第4章 ツェランと三人の女性たち
第5章 ツェラン資料室
第6章 大災害のあとで

著者紹介

飯吉 光夫 (イイヨシ ミツオ)  
1935年旧満州奉天生まれ。59年東京大学独文科卒。62年同大学院修士課程修了。73〜74年ベルリン・パリに滞在。首都大学東京名誉教授。1964年からツェラン作品の翻訳を手掛け、ツェラン夫人や子息とも交流。日本の読者に名訳で作品を紹介しつづけてきた、ツェラン研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)