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道徳性の起源 ボノボが教えてくれること

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-314-01125-9
4-314-01125-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 330P 図版5枚 20cm

商品内容

要旨

ボノボやチンパンジーなどの霊長類を長年研究してきた著者が、豊富な図版とともに動物たちの驚きのエピソードを紹介しながら、“進化理論”と“動物と人間の連続性”を軸に展開するバランスの取れた議論で道徳性の起源に切り込む。長年積み重ねた膨大なフィールドワークや実験と、広汎な知見をもとに到達した、奇才ドゥ・ヴァールの集大成的論考。

目次

第1章 快楽の園に生きる
第2章 思いやりについて
第3章 系統樹におけるボノボ
第4章 神は死んだのか、それとも昏睡状態にあるだけなのか?
第5章 善きサルの寓話
第6章 十戒、黄金律、最大幸福原理の限界
第7章 神に取ってかわるもの
第8章 ボトムアップの道徳性

著者紹介

フランス・ドゥ・ヴァール (フランスドゥヴァール)   Frans de Waal
1948年オランダ生まれ。エモリー大学心理学部教授、ヤーキーズ国立霊長類研究センターのリヴィング・リンクス・センター所長。霊長類の社会的知能研究における第一人者であり、その著者は15か国語以上に翻訳されている。2007年には「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれた。米国科学アカデミー会員
柴田 裕之 (シバタ ヤスシ)  
1959年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)